稲田防衛相の夫は森友学園の弁護士だった

稲田朋美防衛相(58)の夫・龍示氏が、森友学園の弁護士を務めていたことが「週刊文春」の取材でわかった。

 

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 稲田氏は昨年10月、防衛大臣名で森友学園籠池泰典理事長(64)に感謝状を贈っている。稲田氏は以前、小誌の取材に「籠池氏が長年にわたり、自衛隊の部隊との交流等を通じて、防衛基盤の育成と自衛隊員の士気高揚に貢献された」と説明していたが、国有地問題が国会で追及されると「取り消しを検討する」と態度を一変させた。

 このほど、小誌の取材に応じた籠池理事長の長男は、次のように証言した。

「稲田氏が衆院議員になる前の2003年ごろ、学園が運営する保育園が、乗っ取りにあいました。その時、学園側の弁護人だったのが龍示氏でした。私は龍示氏から『弁護士にならないか?』と言われ、『そんな頭ないからいいです』と答えたことを覚えています」

   

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龍示氏に確認を求めると、

「取材に協力したい気持ちはやまやまですが、弁護士は職務上高度な守秘義務を課せられており、依頼の有無も含めてお答えできません」

 稲田氏も「私人である夫の弁護士活動について逐一お答えする立場にありません」と回答した。

籠池理事長は、小誌の2月13日のインタビューで、「(稲田氏の父である)椿原(泰夫)先生とは親しくさせていただきました」と話しており、稲田氏と森友学園との関係が改めて注目を集めそうだ。

3月9日発売の「週刊文春」では、長男が母である籠池諄子(じゅんこ)氏(57)の強烈なキャラクターと独特の「教育」について告白している。

 


【森友学園問題】稲田防衛相の夫は森友学園の弁護士だった