【森友学園問題】国有地払い下げ、昭恵夫人めぐり激しい応酬「これ調べていくと、はっきり言いまして、えん罪である」(自民党 西田昌司参院議員)

森友学園問題】国有地払い下げ、昭恵夫人めぐり激しい応酬「これ調べ

ていくと、はっきり言いまして、えん罪である」(自民党 西田昌司参院議員)

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大阪府の学校法人「森友学園」への国有地売却問題が取り上げられ、安倍総理は、4月開校予定の小学校の名誉校長に就いていた昭恵夫人の道義的な責任に議論が及ぶと強く反論しました。

 「森友学園問題、これ調べていくと、はっきり言いまして、えん罪である」(自民党 西田昌司参院議員)

 自民党は6日、大阪府の学校法人「森友学園」への国有地売却問題を予算委員会の質疑で初めて取り上げ、国交省財務省は、ごみの撤去費用8億円の見積もりは一般的な方法で合理的に算出したもので、将来、この土地でどんな問題が起きても国の責任を免除する特約を付けた適正な契約だったと改めて強調しました。

 

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 一方、民進党の質疑では、新たな金額が出てきました。

 「今、建っている建物(小学校)、国が補助金入れてますね」(民進党 福山哲郎幹事長代理)

 森友学園が建設中の小学校は、国交省が行っている建築物の木造化を図るプロジェクトの支援対象となっていますが、これまでに国から5640万円が支出されたことが明らかになりました。

 安倍総理は6日も、「私も妻も売却や認可には一切関わっていない。関わっていれば職を辞す」と強調しましたが・・・

 「総理が関わっていないという。昭恵夫人も関わっていない。ひょっとしたら被害者なのかもしれない。私もそのようにも考えたいと思います。しかしながら、大阪の財務局の立場でいえば、安倍昭恵夫人が名誉校長に就任している小学校を、手続きができないからといって、先送りなんかして、開校を延長したら、それは昭恵夫人に恥かかせたのか、安倍首相に恥をかかせたのか、近畿財務局だって、財務省だって、忖度するでしょう、それは」と発言(民進党 福山哲郎幹事長代理)

 安倍総理昭恵夫人の行動の道義的な責任を問われると、安倍総理は強く反論しました。

 「名誉校長に安倍昭恵という名前があれば、印籠みたいに『恐れ入りました』ってなるはずがないんですよ。それを忖度した事実が、事実がないのにですね、まるで事実があるかのように言うっていうのは、これは典型的な印象操作なんですよ。さんざん福山さんは今、え、しかしね、さんざん今、福山さんは私と妻の名誉を傷つけたわけでありますから。私と妻がここにまるで関わっているかのごとくですね、まるで大きな不正があって、犯罪があったかのごとく言うのはですね、これは大きな間違いでありますから」

 これに対し(民進党 福山哲郎幹事長代理は、「昭恵夫人は被害者かもしれないと申し上げたんです。犯罪扱いなんかしていません。それこそ印象操作だと私は思いますよ。何そんなにムキになってるんですか?」)

 また、安倍総理は、その後の質疑の中で、「若干、妻のことだからムキになっているかもしれないが、私や妻が許認可に関わったかのごとく印象を与えるのはどうかと思う。それを前提に質問するのは遺憾だ」と述べました。

 


【森友学園問題】国有地払い下げ、昭恵夫人めぐり激しい応酬「これ調べていくと、はっきり言いまして、えん罪である」(自民党 西田昌司参院議員)